2019年5月12日に放送される、「ナニコレ珍百景 田舎の救世主ご長寿&超エコ家族&打たせ湯アザラシ…謎を調査SP」にて、和歌山・有田川町で表彰された超エコ農家であり移住一家の「松本祐典」さんが登場します。
松本祐典さんはどのような方で、超エコ農家とはどういうことなのでしょうか。
調べてみました。
目次
松本祐典さんのWikiプロフィール!
名前:松本祐典(まつもと ゆうすけ)
出身地:和歌山県有田市
年齢:33歳
大学在学中にワーキングホリデーを利用してニュージーランドで、卒業後にはオーストラリアで海外生活を経験しています。
オーストラリアで出会った自然と調和した持続可能な暮らし方「パーマカルチャー」に影響を受け「お金だけに頼らない暮らしをしたい」との思いが強くなったそうです。
パーマカルチャーとは、
エコロジカルデザイン・環境デザイン分野の用語であり、自然のエコシステムを参考にし、持続可能な建築や自己維持型の農業システムを取り入れ、社会や暮らしを変化させる総合的なデザイン科学概念
出典:Wikipedia
という考えに基づいています。
それ自体が持続可能であることや、自然のエコシステムを農業システムに取り入れていることが重要そうですね。
松本祐典さんは、実家がみかん農家だったこともあり、「パーマカルチャー」を実践する上でミカン農家になることを決意されました。
そして、地元のみかん農園で修行を積み、無農薬でみかんや梅の栽培を行う「虹のネ農園」を立ち上げられました。
現在は、奥さんとお子さんと3人で「超エコ」な生活を実践されています。
松本祐典さんが立ち上げた「虹のネ農園」の商品は?
「虹のネ農園」では、無農薬みかんはもちろんのこと、みかん番茶や陳皮パウダー、みかんジュース「虹のしずく」なども販売しています。
無農園の有田みかん、きっと絶品でしょうね!
Facebookがホームページとなっており、注文の際は、Facebookの案内に従ってメールで注文するようですね。
松本祐典さんが受賞した「わかやま環境賞」とは?
松本祐典さんは、個人で「第17回わかやま環境賞」を受賞されました。
わかやま環境賞は2002年に創設されたもので、県内において優れた環境保全活動を行う個人または団体を対象に表彰されるもので、以下の4つの基準を満たした活動である必要があります。
- 環境保全に対する効果が現れ、または効果が現れることが期待できる活動であること。
- 県民に波及し、または普及している活動であること。
- 独自性または先進性のある活動であること。
- 継続性または献身性のある活動であること。
過去の受賞者を見ると、個人で「わかやま環境賞」を受賞した方は8名しかいないのです。
環境負荷の少ない無農薬でのみかん栽培や日常生活での先駆的なエコ設備の取り入れが評価され、「持続可能なライフスタイルの実践と普及に努めているモデル的な取組である」と評価されたそうです。
地球環境に優しい生活の実践モデルとして高く評価されているということですね!
松本祐典さんの取り入れたエコ設備とは?
松本祐典さんが日常生活に取り入れたエコシステムとは何なのでしょうか。
- 天ぷらカー
本来の軽油だけではなく食用油の廃油でも走れるように調整されたディーゼル車です。廃油は飲食店や私立保育所に提供してもらったものを松本さん自らろ過・精製されているのだとか!災害が起きてもサラダ油でで近距離を走ることができるそうです!
- 太陽熱ボイラー
太陽の光を利用して給湯を行うボイラーです。東日本大震災の際にも、燃料や電気が止まっても使用できるため給湯手段として活躍したそうです。
- コンポスト容器
家庭からでる生ゴミは堆肥として活用するための容器です。有田川町の無償貸与制度を利用しているそうですね。
「天ぷらカー」があれば震災でも移動に困らないのですね。これはすごすぎる!
そのほか、地球温暖化防止の普及啓発活動など、これら以外にも数多くの取り組みをされています。
まさに、生活全体を通して「パーマカルチャー」を実践されている方だと感じますね。
松本祐典さんに関するまとめ
今回は、有田川町で表彰された超エコ農家である松本祐典さんについて調べてみました。
虹のネ農園や生活を通して、今後も地域に貢献していくことに期待ですね!
松本祐典のように、自分の思い描いた生活スタイルを多くの方が見つけられるといいですね。