2019年5月19日放送の「ナニコレ珍百景 絶景集落で1人暮らし&奇跡の一致&カワイイ犬ネコSP」では、大阪・貝塚のベテラン看板職人として「サインズシュウ」さんが登場します。
手書きの看板職人とはどのような方なのでしょうか。どういった作品があるのでしょうか。
調べてみました。
目次
サインズシュウさんの本名は「上林修」さん!経歴は?
出典元:twitter
サインズシュウさんとは、看板屋「サインズシュウ」の代表である「上林修」さんのことです。
上林修さんは、20歳の時に舞台の大道具係として働いていました。
そこに時々仕事にやってくる「文字書き職人」がいて、「これの方がやりたい」と強烈に感じたのがきっかけのようです。
看板屋という職業を見たこともなく何も知らなかったので、電話帳の広告欄で「文字書き」という項目が入っている店を調べて、「給料はいらない」と言って働かせてもらおうしました。
結局給料は出してもらうことになりましたが、最初はバブル全盛期の中、月収8万円でした。
そこから一生懸命に働き、4年くらい経って半分は自分の仕事も取ってこれるようになりました。
そして30歳前には完全に独立されたそうです。
上林修さんの職人芸がすごい!
上林修さんは現在、ツイッター上で「サインズシュウ」の名前で手書き看板の動画をアップロードされています。
出来上がった看板の作品における手書き文字は、印刷された文字と区別がつかないほどです。
そんな作品を、上林修さんは下書きも一切なしに作ってしまいます。
#本日の書き作業
鉄扉への文字書きです。
公共の こういった表示を『書き』で指定してくるのは、随分久しぶりです。
これ、私が見つからなければ どうやってたのでしょうか? pic.twitter.com/iGMYAEyU7B— サインズシュウ (@signsshu) 2018年10月26日
本日のボーナス映像
朝一から黒板書きを二枚程やったので、その模様をタイムラプスで。
シビアな物件ではないので、殴り書きですが、スピード感みたいなものは伝わるかと思います。
後半、老眼鏡をかけた白髪頭が映り込みます。申し訳ございません。
このように小さな文字は、手を付いて書きます。 pic.twitter.com/WQ6Rc1oaff— サインズシュウ (@signsshu) 2018年2月10日
また、多摩美術大学にて文字書きを披露されていました。
凄かった#オジ書き#サインズシュウ pic.twitter.com/wA2DXl9lzJ
— Cgai (@777_cl) 2018年11月4日
ツイッター上でも話題になっていたようです。
本当に、機械で印刷したかのような出来栄えですね!
上林修さんが手書きにこだわる理由として、
手書きで仕上げた方が良い箇所という物があります。そういった箇所に柔軟に対応できる技術として価値があります。
でも、そういう箇所にも、PCで作成した原寸原稿を作成してきて、それを元に型を取ってなぞり、手書きの文字をうたっている看板屋も多く存在します。
しかし、原寸を用意してきた現場の場合、現地で変更などあった場合に全く柔軟に対応できませんし、手書き文字のぬくもりは出ません。そのあたりを理解してもらえるよう、色んなところでアピールをしています。
出典元:https://withnews.jp/article/f0180219006qq000000000000000W00o10101qq000016834A
と語っていますが、
フォトショなどが当たり前にある今は、このような高い技術を持っている方は少なくなってきていると思います。
だからこそ、このように手書きで書かれた文字は魅力的に映るのでしょう。
サインズシュウへのアクセスと看板の価格は?
サインズシュウのお店は、大阪府貝塚にあります。
大小すべての看板類・テント・ネオン・出張文字書きのぼりや大型インクジェット出力物など、神庭・表示類なら、企画・デザイン・政策・取付までなんでも相談に乗っていただけます。
看板の値段は、材質によって変わってくるそうです。
サインズシュウのブログには制作例も載っていますので、確認してみるのが良いかと思います。
サインズシュウさんに関するまとめ
今回は、看板職人のサインズシュウさんこと上林修さんについて調べてみました。
今の時代に、職人として素晴らしい技術を持っており、手書きだからこその価値というのもあるのだと思います。
私たちの身近にも、実は上林修さんの手書きの看板があるのかもしれません。
今後の更なる活躍に期待ですね。