2019年5月16日に放送される「奇跡体験!アンビリバボー【夢見る少女を襲った病魔!世界を変えた勇気と決断】」では、バレリーナを夢見ていたのにわずか9歳にして右膝に「骨肉腫(骨のがん)」を患った少女である「ガビシュル(Gabi Shull)」さんが登場します。
9歳でがんを患ってしまったら絶望してしまいそうですが、ガビシュルさんは違ったのです。
そんなガビシュルさんはいったいどのような方で現在どうされているのでしょうか。
調べてみました。
目次
ガビシュルさんのWikiプロフィール!
名前:ガビシュル(GABI SHULL)
年齢:16歳(2019年5月現在)
出身地:アメリカ・ミズーリ州
ガビシュルさんの患った難病「骨肉腫」とは?
ガビシュルさんは、9歳にして難病を患います。
それが「骨肉腫」という小児がんです。
骨肉腫がどういう病気かといいますと、
骨肉腫は小児の骨に発生する悪性腫瘍(がん)の中で最も頻度の高い代表的な骨のがんです。しかし、日本国内でこの病気にかかる人は1年間に150人くらいであり、がんの中では非常にまれな部類に入ります。また、10歳代の思春期、すなわち中学生や高校生くらいの年齢に発生しやすい病気です。
とのことで、がんの中でも珍しい種類だと考えられます。
一方で、10歳代の思春期の方が発症しやすいということは、それにかかってしまった方からすると「なんで自分が?」という気持ちにもなりやすいのかもしれません。
ガビシュルさんの場合、病気に気がついたのは、スケートをしていた時に膝にあざができ、痛みが何週間も引かないために病院に行ってレントゲンを撮ったことがきっかけとなりました。
まさか「がん」だとは思いもしなかったはずです。
ガビシュルさんが選択した驚きの治療法とは!?
ガビシュルさんはバレリーナを目指していましたが、「もうダンスができなくなるかもしれない・・・」そう悩んでいたところに、医師たちが勧めた治療は何と足の切断でした。
具体的には、膝関節を切断し、膝から下の部分を180度回転させて接合するという驚きの手術です。
これにより、足首を伸ばすと義足がまっすぐになり、足首を曲げると義足が曲がり、まるで膝のように機能させることができるのだそうです。
ですがこの手術を受けるという選択にはかなりの勇気があったと思います。
それでも足の切断という決断を下した理由には、「バレリーナになりたい」という強い思いがあったのです。
この手術によって大きなハンデを背負うことにはなりますが、バレリーナの道を再び突き進むことができたのです。
ガビシュルさんの今現在は?画像は?
ガビシュルさんは現在、バレリーナの夢を叶えただけでなく、バレエやタップダンス、ヒップホップダンス、リリカルダンス、コンテンポラリーダンス、ジャズダンスなどのレッスンを受け、精力的に活躍されています。
とても複雑な動きをされていて、足を切断したとはとても思えないですね!
また、自身の経験を踏まえ、「THE truth 365」という小児がんの啓発団体の一員として活動されています。
ガビシュルさんの母は次のように語っています。
「もしガンになっていなくても、ガビはこういった活動をしていたことでしょう」
「この子はまるでガンがなかったかのように、毎日をはつらつと過ごしているんです」
出典元:https://www.esquire.com/jp/menshealth/wellness/g25552995/girl-bone-cancer-ballet-dancer/
本当に奇跡のようなお話でした。
ガビシュルさんに関するまとめ
今回は、骨肉腫という難病を乗り越え、バレリーナという夢を叶えたガビシュルさんについて調べてみました。
ガビシュルさんはこれからも、その力強く美しい踊りで世界を魅了し、勇気づけてくれることでしょう。
今後も、同じような境遇の子に希望を与えるなど、ダンサーとしても一人の強い人としても幅広く活躍してくれることを祈っています。